1. HOME
  2. 機能性表示食品
  3. 年の瀬に連続更新、12月は160件超に 【機能性表示食品届出更新】消費者庁、月間9回も更新

年の瀬に連続更新、12月は160件超に 【機能性表示食品届出更新】消費者庁、月間9回も更新

 消費者庁は、仕事納めの12月28日にも、機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新を行った。更新は2日連続。届出番号H773から同784まで計12件(サプリメント8件、それ以外の加工食品3件、生鮮食品1件)の新規届出を公開した。新規の機能性関与成分やヘルスクレームの届出は見られなかった。

 この日の更新で、2022年12月の更新回数は計9回、公開した新規届出件数は162件に増えた。これにより、22年度(22年4月~23年3月)の届出総数は同日時点で784件まで伸びた。ただ、前年度の同じ時期を下回っている。

 この日公開された新規届出の届出者は、味の素㈱や小林製薬㈱、フジッコ㈱など12社。味の素は、HMBカルシウムとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの2つを機能性関与成分にしたサプリメントを届け出た。運動との併用を前提に、日常生活に必要な筋力や、60代以上の人の「歩く力」の維持に役立つ働きが報告されている旨を訴求する。

 小林製薬も、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを機能性関与成分にしたサプリメントを届出。サラシア由来ネオコタラノールも機能性関与成分として配合し、ブラックジンジャー由来成分に報告されている腹部の脂肪を減らす機能などに加え、食後血糖値の上昇を抑える機能が報告されていることを訴求する。

 フジッコは、引き続き黒大豆ポリフェノールを届け出た。今回届け出たヘルスクレームは、「スマートフォンなどのディスプレイ作業により生じる一過性の疲労感を軽減する機能があることが報告されています」。もともと、「日常生活により生じる一過性の疲労感を軽減」する機能が報告されている、とする機能表示を届け出ていた。

【石川 太郎】

関連記事:12月の届出総数150件超える 2022年度、一時停滞も持ち直し

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ