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川崎市、健康食品1製品から医薬品成分を検出

川崎市は20日、強壮・痩身を目的とするいわゆる健康食品の買い上げ調査により、市内の店舗で販売されていた『秘実S』(販売者:(株)ガイダンス(東京都港区))から医薬品成分のタダラフィルが検出されたと発表した。市は店舗に対し、製品の回収を指導した。

 川崎市健康安全研究所で同製品を分析した結果、1錠当たりからタダラフィル3.9mgが検出された。現在のところ、同製品に関する健康被害の相談・報告は寄せられていない。また、市は販売者を所管する東京都に対し、医薬品医療機器等法(薬機法)違反として指導・措置を依頼した。

 タダラフィルは、国内で勃起不全の医薬品として承認されている。頭痛、潮紅、ほてりなどの副作用がある。

(写真:公表資料より)

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