山田養蜂場が元役員の不祥事で謝罪 社長の次男、破廉恥行為で逮捕
㈱山田養蜂場(岡山県苫田郡、山田英生社長)は15日、自社ホームページ上の「お知らせ」で、「役員不祥事に関するお知らせ」とする謝罪文を掲載した。
そこには、「当社専務取締役 の逮捕について」という表題の後に、「今月10日 、当社専務取締役である山田満生が東京都迷惑防止条例違反などの疑いで逮捕されました。このような事態に至りましたことは誠に遺憾であり、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。なお、この度の逮捕という事実を受けて、14日付で同役員の解任を決定致しましたことをご報告いたします。株式会社山田養蜂場 代表取締役社長 山田英生」とある。
ここにいう不祥事とは、一部で報道が行われているとおり、同社の元専務取締役・山田満生容疑者(33)がパパ活で知り合った東京・日野市の女性(27)と共謀し、八王子市の入浴施設の脱衣場で客の女性の裸などを盗撮したという疑い、ならびに、未成年の女性に裸体を撮影させていたとする容疑で10日、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」(東京都迷惑防止条例)違反で警視庁に逮捕された事実に基づいている。
14日、警視庁生活安全特別捜査隊と南大沢署(東京都八王子市)の共同捜査本部が明らかにしたところによると、山田容疑者の逮捕容疑は、「日野市の女性と共謀の上、正当な理由なく女性の裸体を撮影するために、昨年(2022年)12月1日、東京都八王子市にある入浴施設の女性脱衣室内で防水カバーに入れた携帯電話機を首から下げ、女性の裸体などを撮影した」という(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)。罪状としては刑法第60条の共同正犯も付いており、一部報道によれば、女性は書類送検されているとも言われている。
また、「2021年当時、17歳の女子に対し、18歳に満たない児童であることを知りながら、同年2月3日~7月4日までの間、同女子にわいせつな姿態を撮らせ、これを動画として撮影させた上、合計10回にわたりその画像データ合計30件を彼女の携帯電話機から容疑者が使用する携帯電話機に送信させて、児童ポルノを製造していた」とされる(3年以下の懲役または300万円以下の罰金)。
同社広報部によれば、容疑者は山田養蜂場の社長・山田英生氏の次男。一部ネット上では、同容疑者のプロフィールも明らかにされている。
【田代 宏】