山崎製パン、食パン360万袋で不適正な表示
山崎製パン(株)(東京都千代田区、飯島延浩社長)は24日、北海道内で販売した食パンの一部製品で、不適正な原材料名表示を行っていたと発表した。対象製品は、同社札幌工場で製造された約360万袋。
同社の発表によると、原材料の配合が異なるほかの食パン生地を使用して製造していたことが判明。社内調査の結果、(1)表示した原材料の一部が使用されていなかった、(2)使用原材料の一部が表示されていなかった、(3)原材料の表示順序が異なっていた――ことがわかった。
不適正な表示が行われた製品は、ファミリーマートで販売した『バター香るもっちりとした食パン』(販売期間:2018年11月17日~19年10月17日)、ローソンで販売した『味わいの食パン』(同:遅くとも18年1月~19年10月17日)、CGCグループで販売した『朝の笑顔食パン』(同:遅くとも18年1月~19年10月19日まで)など。
同社では、再発防止と管理体制の強化に取り組むとしている。問い合わせは、お客様相談室(TEL:0120-811-114)まで。