審査大詰め、消費者支援ネット北海道が特定適格消費者団体へ
適格消費者団体(特非)消費者支援ネット北海道(ホクネット)の特定適格消費者団体への認定が間近に迫った。6日発行の『ホクネット通信』で明らかになった。
同団体は、7月15日に認定申請を行った。消費者庁は8月20日、消費者裁判手続特例法に基づき同団体の申請をホームページ上で公告、9月3日に縦覧を終了している。ホクネットは、遅くとも10月15日までに認定される見通しとの見解を示している。
ホクネットが認定を目指したのが5年前。壁となったのは正味財産が1,000万円以上必要とされる認定条件だった。特別寄付金を2年続けて呼びかけた末、大口寄付も得るなどし、2020年度は1,300万円に到達することができた。
同団体が認定されれば、消費者機構日本、NPO法人埼玉消費者被害をなくす会、消費者支援機構関西に続き4つ目の特定適格消費者団体となる。審査は大詰めを迎えている。
【谷山 勝利】