総務省が7日発表した家計調査結果（速報）によると、7月の全国１世帯当たりの「健康保持用摂取品」（サプリメント形状の健康食品）に支出した平均金額は、前年比23.2％増の1,339円となった。

　サプリメントへの支出額の推移を見ると、昨年12月から今年1月にかけて前年実績を下回っていたが、2月が同7.1％増、3月が6.7％増に転じた。さらに、4月が同22.5％増、5月が同15.3％増、6月が24.3％増と大幅な伸びを示し、7月も含めて同2割前後の増加が続いている。

　また、7月の「ヨーグルト」への支出額は同5.1％増の1,170円、「乳酸菌飲料」は同2.7％増の385円だった。

　健康保持用摂取品は、栄養成分の補給など健康を維持・増進させるために用いる食品。錠剤・カプセル・顆粒状・粉末状・粒状・液状といった形態の食品を対象としている。