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妊婦のVD摂取と子どものIQレベルに相関性

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)の研究連携推進室は16日、世界の最新健康・栄養ニュース「LINK de DIET」で、妊婦のビタミンDレベルと子どものIQの高さに相関性が見られるとの米国シアトル小児研究所の報告を紹介した。

 研究チームは、「幼児期の神経認知発達と学習に影響を与える条件(CANDLE)」研究と呼ばれるテネシー州のコホートからのデータを使用。CANDLEの研究者らは、2006年から調査に参加する妊婦を募集し、子供の健康と発達に関する情報を経時的に収集。
 IQに関連する他のいくつかの要因を調整した後、妊娠中のより高いビタミンDレベルが、4~6歳の子どもにおけるより高いIQと関連していたと報告している。

 論文の筆頭著者であるメリッサ・メロー博士は同調査において、①「ビタミンD欠乏症は妊娠中によく見られ、皮膚のメラニン色素がビタミンDの生成を減らすため、黒人女性はより大きなリスクにさらされる」、②「妊娠中の母親のビタミンDレベルが高いと、脳の発達が促進され、小児期のIQスコアが高くなる可能性がある」、③「スクリーニングと栄養補給は、リスクの高い人のビタミンD欠乏症を矯正し、子孫の認知機能を促進する可能性がある」という3つのポイントを重要視しているという。

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