好中球を皮膚に集まりにくくする成分を発見
ポーラ化成工業(株)(神奈川県横浜市、釘丸和也社長)は8日、シワの原因となる好中球を皮膚に集まりにくくする成分を発見したと発表した。
好中球は血管内を流れているが、周りの組織に炎症が生じると、血管の内壁から炎症部位へ浸み出していく。皮膚内の好中球を増やさないためには、血管内壁への好中球の接着を予防することが有効と考えられる。好中球の接着を促す因子の発現を抑える成分を探索した結果、桃の葉から抽出される油溶性エキスに、その効果を見出すことができたという。