1. HOME
  2. その他
  3. 天野エンザイムの酵素はどうなるのか? 一部修正の上、食安委へ報告

天野エンザイムの酵素はどうなるのか? 一部修正の上、食安委へ報告

 昨年10月14日、天野エンザイム㈱(愛知県名古屋市、天野源之社長)が出荷を停止し、自主回収を行った酵素剤『サモアーゼ』はその後どうなったのか? 1月10日に厚労省が食品安全委員会に諮問し、2月17日に専門調査会で審議が行われているが、まだ結果は公表されていない。

 食安委は22日付のメールマガジンで、その経緯について伝えた。「遺伝子組換え食品等に係る食品健康影響評価について『Geobacillus stearothermophilus TP7株を利用して生産されたプロテアーゼ』」として、遺伝子組み換え食品等専門調査会の議事概要を公表している。議事概要では、評価書(案)を一部修正の上、食安委へ報告することになったとある。

 記者が食安委に問い合わせたところ、22日時点でまだ報告は上がっていないとのこと。報告を受ければその後、厚生労働省へ通知することになる。差し戻しではないため、近いうちに官報に公告される可能性が濃厚のようだ。
 ただし、同酵素剤を用いた二次加工品の扱いがどうなるのかは定かではない。厚労省は取材に対し、「食安委の結果が出てから判断する」としている。

【田代 宏】

(冒頭の写真:「安全性審査の流れ」厚労省ホームページより転載)

関連記事:天野エンザイムが酵素剤を自主回収
    :天野エンザイムの酵素剤を審査 17日、食品安全委員会専門調査会で

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ