婦人服のOEM生産を行う㈱小島衣料（岐阜県岐阜市、石黒崇社長）の子会社で、一般医療機器のリカバリーウエアを展開する㈱HLコーポレーション（東京都中央区、石黒崇社長）は、春夏の新商品6アイテムを、4月上旬から順次、自社ECサイトと東急ハンズ9店舗で販売する。

　新作は、吸水・放湿・速乾・通気性などに配慮した春夏用4種（ウエア3種、ネックウォーマー）と、通年で使えるアイマスクとソックス。なかでも、首周りに特化したネックウォーマーは、同社最大のヒット商品で、今回、その夏用を発売する。

　ほかに冷え予防として重要な足首に特化し、ふくらはぎのむくみを軽減するソックスや、寝苦しい夏の睡眠に特化した吸水・速乾性の高いパジャマなどを展開する。

　新商品に使う生地や繊維は全て、染色工程でシリカやトルマリンなど数種類の天然鉱石をコーティングしている。新発売するリカバリーウエアは全て、一般医療機器として届け出た商品。

※一般医療機器とは
日本における医療機器は、医薬品医療機器等法（薬機法）で、人体に与えるリスクの程度によって、「一般医療機器」、「管理医療機器」、「高度管理医療機器」の3つに分類されており、そのクラス分類（クラスⅠ～Ⅳ）が、厚生労働省から通知で示されている。
「一般医療機器」は、不具合が生じた場合でも、人体へのリスクが極めて低いと考えられるものとしてクラスIに分類され、（独）医薬品医療機器総合機構（PMDA）への届出を行うことで製造販売が可能になる。