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大阪で無承認無許可医薬品 「ビンポセチン」17日付で医薬品リストに収載

 大阪府は17日、強壮効果やダイエット効果を標ぼうする健康食品から医薬品成分を検出したと発表した。2022年度「健康食品買い上げ検査」によって判明した。

 ㈱プラッティ(大阪市中央区)が販売する『BBX PLUS』(30粒)、Esplanza Market(愛知県瀬戸市)が販売する『BBX』という商品から医薬品成分「ビンポセチン」や「センノシドA・B」を検出した。共にインターネットを通じて販売されていた。

 センノシドは便秘症の治療薬。ビンポセチンは脳循環改善薬に用いられた成分で、2023年2月17日付けで「食薬区分における成分本質(原材料)の取扱いの例示」(20年3月31日付薬生監麻発0331第9号厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課長通知)の「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に追加された。

 今のところ同品による健康被害の報告はないとしているものの、健康被害を起こす可能性があるため使用の中止、健康被害が疑われる場合には速やかな医療機関の受信を呼び掛けている。 

厚生労働省の発表資料より転載(別添)

<参 考>
食薬区分における成分本質(原材料)の取扱いの例示の一部改正について

関連記事:厚労省が食薬区分一部改正案 ビンポセチンを「専ら医」に新規収載へ

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