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大豆食品の摂取量が多いほど前立腺がんの死亡リスク高まる~国立がん研究センター

 (国研)国立がん研究センターの社会と健康研究センターが8日発表したコホート研究の結果から、大豆食品やイソフラボンの摂取量が多いほど、前立腺がんの死亡リスクが高まることがわかった。

 研究は、1995年と98年に全国11地域に在住していた45~74歳の約4万4,000人の男性を対象に実施。2016年まで追跡し、大豆食品、イソフラボンの摂取量と前立腺がんの死亡リスクとの関連を調べた。追跡期間中に221人が前立腺がんで死亡した。

 研究の結果、総大豆食品やイソフラボンの摂取量が多ければ多いほど、前立腺がんの死亡リスクが高いという関連が認められた。また、総大豆食品の摂取量が最も低いグループと比較して、最も多いグループでは前立腺がんの死亡リスクが1.76倍となった。食品別で見ると、「味噌」についても同様の関連が見られた。

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