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大塚製薬、太陽光発電設備を新設 カーボンニュートラルの取り組みを推進

 大塚製薬㈱(東京都千代田区、井上眞社長)はこのほど、徳島美馬工場などに太陽光発電設備を設置したと発表した。同工場の他、徳島工場にも新設したと同時に、高崎工場においても増設し、それぞれ稼働を開始した。これによりCO2排出量は、同設備を設置している国内4工場合計で、年間約970トン削減される見込みだという。

 同社は、大塚グループが環境への取り組みにおけるマテリアリティの1つとして特定する「カーボンニュートラル」の目標達成に向け、省エネルギーの取り組みを進めており、2021年以降、国内工場における太陽光発電設備の導入を進めている。また、国内全8工場へのCO2フリー電力の導入、工場敷地外の全オフィス部門での「グリーン電力証書」の活用などに加え、今年1月には、新たなコージェネレーションシステムが稼働し、大塚グループ各社の工場への電力と蒸気供給を最適化することで、CO2排出量のさらなる削減に取り組んでいる。
 
 同社では、再生可能エネルギーの積極的な導入と同時に、エネルギー利用効率の最大化など、今後も脱炭素社会およびサステナブルな社会の実現を目指して取り組むとしている。

(冒頭の写真:各工場に新設した太陽光発電設備(左から徳島美馬工場、徳島工場、高崎工場)/同社リリースより)

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