大塚製薬㈱（東京都千代田区、井上眞社長）は24日から、法人向け健康サポートプログラム『fitbiz（フィットビズ）』の運用を開始する。

　同プログラムは、㈱スカラコミュニケーションズ（東京都渋谷区、新田英明社長）と同社が共同で開発した。企業や組織が抱える“健康習慣の実施”の課題に対し、従業員1人ひとりが自ら生活習慣の見直しに取り組める学習プログラムを提供することで、心身ともに健康に働けるようにサポートする。

　これまでも同社は、中小企業経営者向けの無償コミュニティサービス『健康社長』や、健康経営優良法人認定取得に向けたサポートを行う『健康経営つながるサポート ONLINE』の提供を行ってきたが、企業の健康経営や従業員の健康づくりのサポート体制を強化するため、今回の新プログラム運用に至ったという。

　同プログラムの第一弾として提供を開始する「生活習慣学習サポートプログラム」は、学習コンテンツを通してより良い生活習慣について理解を深め、同社製品も用いながら生活習慣を見直す12週間の有償プログラム。食生活や運動習慣の見直しを図り、プログラム期間中の変化を参加者向けにレポートで毎週配信し、フィードバックを通してサポートを行う。

　また、プログラム終了後には取り組みの結果をまとめたレポートとして、参加者1人ひとりに提示する「個人向け」と、企業・組織の担当者に提示する「企業・組織向け」の2種類を発行する。

　同社は、今後もOtsuka-people creating new products for better health worldwideの企業理念の下、人々の健康維持・増進に貢献するとしている。

（冒頭の写真：同社リリースより）