大塚製薬、ポカリスエットなど値上げ 「企業努力では現行価格の維持困難」
大塚製薬㈱(東京都千代田区、井上眞社長)は、ニュートラシューティカルズ関連事業として販売展開する『ポカリスエット』など5ブランド28品目の希望小売価格を2023年4月1日納品分から改定し、4.8%以上値上げすると発表した。
これまで、生産効率の向上や経営の合理化などで、価格を維持しつつ製品の安定供給に努めてきたが、原材料価格やエネルギーコストの高騰など、企業努力だけでは現行価格を維持することが困難な状況になっているとしている。
価格改定を行うのは、「ポカリスエット」、「ポカリスエット イオンウォーター」、「エネルゲン」、「アミノバリュー」、「ジョグメイトプロテイン ゼリー」。
例えば『ポカリスエット 缶 245ml』、『―340ml』はそれぞれ、現行105円から115円にする。『ポカリスエット イオンウォーター ペットボトル 250ml』と『―300ml』はそれぞれ、現行100円から110円に、『エネルゲン ペットボトル 500ml』は現行140円から150円に引き上げる。『アミノバリュー4000 ペットボトル 500ml』は現行171円から180円に、『ジョグメイトプロテイン ゼリー』は現行191円から220円に改定する。
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