大塚製薬、カロリーメイトを増産 ブロックタイプの製造ラインを新設
大塚製薬㈱(東京都千代田区、井上眞社長)はきょう24日、徳島第二工場(徳島市川内町)内に「カロリーメイト ブロックタイプ」の製造ラインを新設し稼働を開始した。
健康志向の高まりにおいて栄養における新たなニーズに対応することでカロリーメイトの販売は好調に推移している。生産体制を強化するため、今回、同工場内をリニューアルした。これにより、同品の生産能力は、既存の徳島ワジキ工場(徳島県那賀郡那賀町)との合計で、従来の約1.5倍となるという。
また、今回新設した製造ラインでは、新たなMES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)やIoTを導入し、製造・品質管理の向上を目指すと同時に、省エネルギー化とCO2排出量削減に向け、環境に配慮した製造機器を採用した。さらに、女性をはじめとする多様な人材の活躍を目指し、重量物の運搬を補助するロボット装置を用いるなど、作業する社員の負担軽減を追求した。
同社では、環境と社員にやさしいサステナブルな工場として、生産性と社員のエンゲージメント向上に取り組み、事業環境の変化に対応した強固な基盤を確立すると同時に、今後も人々の健康維持・増進への貢献を目指し取り組むとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)