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大塚製薬、「えるぼし認定」3つ星 多様な人材の活躍で企業力の向上へ

 大塚製薬㈱(東京都千代田区、井上眞社長)は30日、女性活躍推進法に基づく優良企業として「えるぼし認定」3つ星を取得したと発表した。認定には、「採用」、「継続就業」、「労働時間等の働き方」、「管理職比率」、「多様なキャリアコース」の5つの評価項目があり、全ての基準を満たしたことで、3つ星の認定を受けた。

 同社では、多様な人材の活躍がイノベーションやグローバル化をより進展させるという考えの下、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を経営戦略の1つと位置付け、D&I推進プロジェクトが中心となり、制度や施策の充実などを積極的に行っている。

 女性活躍においては、1990年から、経営トップが女性の意識改革の場として女性フォーラムを開催するなど、いち早く取り組みを始めた。近年では、女性社員活躍を目指したワークショップ実施、女性の健康セミナーの開催、ファミリースマイルサポート制度の導入など、誰もが活躍できる場を目指して各種取り組みを加速させているという。また2017年には、大塚グループとして、女性の活躍推進に自主的に取り組む企業の行動原則「女性のエンパワーメント原則(WEPs:Women’s Empowerment Principles)」に署名した。

 同社では、今後も全ての社員が健康でいきいきと、そしてやりがいをもって働くことのできる人事制度の充実や職場環境の整備、モチベーションの維持・向上のためのさまざまな施策などを実施することで、常にイノベーションを追求する企業として、多様な人材の活躍を新たな価値創造・企業力向上につなげるとしている。

(冒頭の写真:同社リリースより)

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