大井川電機、『ホホホタケ』で22年度1億円目指す
㈱大井川電機製作所(静岡県島田市、中河満社長)はこのほど、同社が生産・出荷する『はなびらたけ』を『ホホホタケ』に改称し、新たなブランド戦略を打ち出した。
売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」の笑顔を目指して『はらびらたけ』の本格生産・販売に乗り出したのが2020年。当初150万円だった売上は2,000万円に達した。今後、親しみやすい新ブランドを掲げて、21年度中に5,000万円、22年度1億円の売上を目指す。
自動車用電球メーカーとして知られる同社は、1967年の創業。「社会貢献」、「人間尊重」、「継続企業」の3つを企業理念に事業を展開。クリスマス球の製造から始まり、懐中電灯、自動車の小形電球の製造販売を開始。照明部品で国内外の自動車産業を支えてきた。
同社は2020年、環境変化へのチャレンジとして新たな事業“幻のきのこ”はなびらたけの生産・販売を本格的に開始した。