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売れるネット広告社、海外通販に挑戦 新規事業子会社を設立し米国Amazonへ

 ㈱売れるネット広告社(福岡市早良区、加藤公一レオ社長)はこのほど、新規事業子会社として㈱売れる越境EC社(東京都港区、髙橋宗太社長)を設立すると発表した。

 売れるネット広告社は、日本国内におけるD2Cの中でも、潜在層の獲得を目的とした「ツーステップマーケティング」による新規獲得に強みを持ち、化粧品・スキンケア・健康食品・サプリメントの商品カテゴリーを中心に事業を展開してきた。

 同社では、新型コロナウイルス感染症や円安、インバウンド需要の増大などを背景に、海外に販路を求める事業者が増え続けており、こうした需要や外部環境の変化に早期に応えるため、今回「越境EC」分野に取り組むことになったとしている。

 売れる越境EC社は、これまで売れるネット広告社が参入していなかった「モール事業(Amazon)」に挑戦する。さまざまなカテゴリーの商品を取り扱いながら海外販売の土台(仕組み)を作ることで、越境ECに関する「事実ベース」のノウハウを積み上げていき、自社売上の拡大だけでなく、売れるネット広告社のクライアントへの「海外販路の提供」を目指す。

 具体的には、米国Amazonを活用した越境EC事業からのスタートを検討している。この分野での攻略法を見出すことができれば、より多くのクライアントを成功に導くノウハウが提供できると考えたという。

 売れるネット広告社は今後、自社で培っていく海外物販の経験を生かし、日本のD2C事業者の海外展開のサポートを行うとしている。

(冒頭のロゴ:同社リリースより)

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