土佐市飲食店でノロ食中毒 燻製牡蠣カレー原因、10人発症し営業停止
高知県は3日、土佐市の飲食店で提供された食事を原因とする食中毒事例が発生したと発表した。
同県によると、2月23日午前11時~午後2時に同店で調理・提供された食事および持ち帰り弁当を喫食した16人のうち10人が、下痢、吐き気、発熱、嘔吐などの症状を呈した。検便検査を実施した喫食者8人全員からノロウイルスGⅡが検出されたことから、同施設を原因施設とする食中毒と断定した
調査の結果、同飲食店事業者と須崎保健所管内の製造業者、高知市保健所管内の飲食店事業者の3者が共同で企画し、土佐市の飲食店で食事を調理・提供していたことが分かった。須崎保健所は2月25日午後3時、食品製造業者から「燻製牡蠣を原材料に使用したスパイスカレーを喫食した2人が嘔吐下痢症を発症し、1人がノロウイルス感染症と診断された」との連絡を受け、情報提供を受けた中央西保健所が調査を開始した
患者の発症は2月24日午後7時30分~26日午前7時頃にかけて確認された。患者は男性4人、女性6人の計10人(30代~50代)で、このうち4人(男性1人、女性3人)が医療機関を受診したが入院者はおらず、現在は全員快方に向かっているという
原因施設は「cafe gringrin(カフェ グリングリン)」(土佐市高岡町)。原因食品は、同店で2月23日に調理・提供された食事および持ち帰り弁当の「燻製味噌のオイスターカレー(燻製牡蠣のトッピング付き)」に使用された燻製牡蠣(推定)で、病因物質はノロウイルスGⅡとされる。
県は同店に対し、昨日から5日までの3日間の営業停止処分を行うとともに、感染拡大防止のための衛生指導を実施する予定。
【編集部】

