国立栄研、素材情報DBに「レスベラトロール」の有効性情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は8日、素材情報データベースに「レスベラトロール」に関する有効性情報を追加した。
2018年5月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験24報について検討したメタ分析で、メタボリックシンドロームおよび関連疾患の患者によるレスベラトロールサプリメントの摂取は、炎症マーカー(CRP19報)、TNF-α(12報)の低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。
一方、炎症マーカーIL-6 13報)、抗酸化マーカー(SOD(3報)との関連は認められなかったという。