国立栄研、素材情報DBに「プエラリア・ミリフィカ」の危険情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は4日、素材情報データベースに「プエラリア・ミリフィカ、ガウクルア」の危険情報を追加した。
49歳の日本人男性が、プエラリア・ミリフィカを含む健康食品を摂取したところ、腹部膨満感、黒色便を生じて受診。門脈血栓症と診断され、健康食品の摂取中止と加療により改善した((2020182457)岐阜県内科医会雑誌. 2020;33(1):29-33)。
プエラリア・ミリフィカは、食品衛生法に基づき、「食品衛生上の危害の発生を防止する見地から特別の注意を必要とする成分等」に指定されている。