国立栄研、素材情報DBに「ノコギリヤシ」の健康被害情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は18日、素材情報データベースを更新し、「ノコギリヤシ・ソウパルメット・ノコギリパルメット」に関する健康被害情報を追加した。
報告されたのは、動脈硬化症による血栓予防のためアスピリン(抗血小板薬)を服用中の77歳の日本人男性。頻尿改善のためにノコギリヤシを摂取していたところ、肩と臀部の痛みが続き、リウマチ性多発筋痛症が疑われたという。摂取量や摂取期間は不明。軽度の肝機能障害も認められたが、ノコギリヤシの摂取中止と加療により改善した。