国立栄研、素材情報DBに「シャンピニオン」の有効性情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は27日、素材情報データベースに「マッシュルーム(シャンピニオン)」に関する有効性情報を追加した。
口臭・体臭・糞便臭を自覚する日本の成人男女77人を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験で、シャンピニオン熱水抽出物を50mg/日(18人、平均64.8±7.3歳)、500mg/日(20人、平均64.0±7.9歳)または1,000mg/日(20名、平均63.2±6.8歳)、4週間摂取させたところ、臭気に関する自己評価(VAS)では、50mg摂取群で枕臭、500mg摂取群で枕臭・パジャマ臭・糞便臭、1,000mg摂取群で口臭・パジャマ臭・糞便臭の改善が認められた。
また、他者評価(VAS)では、500mg、1,000mg摂取群で口臭・パジャマ臭、全ての群で枕臭・糞便臭の改善が認められたという。