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国民生活センター、「健康食品の危害」情報が急増

(独)国民生活センターが7日公表した消費者相談件数・傾向の最新状況によると、消費者からPIO-NETに寄せられた「健康食品の危害」情報が急増している。2017年度は1,851件、18年度は1,799件だったが、19年度は昨年12月31日現在で2,745件に上った。

 症状は消化器障害と皮膚障害が中心。「定期購入でお試し価格のダイエットサプリメントを注文したが、1袋を飲んだところ、下痢が続き体調を崩してしまった」、「白髪が黒くなるというサプリメントをネットで見つけ注文した。定期購入で、飲むと頭皮が赤くなったので、業者が指定する解約申し出期間内に電話をかけたがつながらず…」といった相談が多いという。

 ほかにも、「カキエキスなど亜鉛含有の健康食品を2種類服用していたら、めまいに悩まされるようになった」、「インターネットで定期購入の生酵素サプリメントを申し込んだが、喉がイガイガするなどアレルギー症状が出て飲めないので解約したい」などの相談が寄せられている。

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