国セン、ADR実施状況・結果公表 約7割・582件で和解成立
(独)国民生活センター(国セン、山田昭典理事長)は21日、6月に続き今年度第2回目の紛争解決委員によるADR(裁判外紛争解決手続)の実施状況と結果の概要を公表した。
直近6年度分(2017年度~22年度)の申請は889件(7月現在)。手続きが終了した事案839件の内約7割の582件で和解が成立。
商品・役務別では、教養・娯楽サービス(116 件、約13%)が最も多かった。内容別では「契約・解約」が最も多く、次いで「販売方法」、「品質・機能・役務品質」だった。
同センターは、21件の紛争について、「当事者の主張」、「手続きの経過と結果」について公表している。