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味の素、本社移転を計画 2026年度第1四半期に稼働開始予定

 味の素㈱(東京都中央区、藤江太郎社長)はこのほど、本社オフィスを2026年度第1四半期を目途に移転すると発表した。現在と同じ東京都中央区京橋に立地するTODA BUILDING内に構える。戸田建設㈱(同、大谷清介社長)と賃貸借契約を締結した。

 味の素は、中期ASV経営 2030年ロードマップの実現に向けて、人財・技術・顧客・組織の4つの無形資産を強みの源泉として掲げており、今回の移転は、この4つの無形資産を強化するための投資となるという。

 新オフィスでは、最新設備や広いフロアを活用し、食品事業やバイオ&ファインケミカル事業などの事業間連携に留まらず、社内外の多様な人財との対話を促進する。これにより、従業員の成長や挑戦を促し、共創価値を生み出す空間を目指す。また、視認性を上げることによって、従業員同士が有機的につながり、新たなアイデアを生み出しやすい環境となることにも期待している。

 同社では、今回の移転を機に、社会価値と経済価値を共創するASV経営をさらに推進し、アミノサイエンス(R)で人・社会・地球のWell-beingに貢献するとしている。

(冒頭の図:働き方の多様化に対応するオフィス内装イメージ図/同社リリースより)

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