味の素㈱（東京都中央区、藤江太郎社長）はこのほど、2024年3月期第2四半期決算（23年4月1日～9月30日）を発表した。売上高は前年比4.3％増の6,880億400万円、事業利益は同3％増の765億5,600万円だった。

　調味料・食品セグメントの売上高は、販売単価の上昇や換算為替の影響などにより、前年同期を319億円上回る4,047億円（前年同期比108.6％）、事業利益は、増収効果などにより、前年同期を131億円上回る571億円（同129.8％）だった。

　一報、ヘルスケア等セグメントの売上高は、ファンクショナルマテリアルズ（電子材料など）や医薬用・食品用アミノ酸の販売減の影響などにより、前年同期を121億円下回る1,395億円（同92％）、事業利益は、ファンクショナルマテリアルズ、バイオファーマサービス＆イングリディエンツいずれも減益となり、前年同期を179億円下回る109億円（同38％）だった。