厚労省、インターネット買上調査の結果を公表
厚生労働省は19日、「インターネット買上調査」の結果を公表した。調査期間は2019年12月23日~20年3月31日まで。いわゆる健康食品34品目と海外製医薬品50品目の合計84品目を調査した。健康食品のジャンルは「強壮系」、「痩身系」、「筋肉増強系」について調べた。
調査の結果、いわゆる健康食品34製品中4製品から「シルデナフィル」などの医薬品成分を検出、海外製医薬品50製品のうち、表示と異なる医薬品成分は検出されなかったという。
厚労省は、特に注意が必要な製品例として『黒砲(黒炮)ブラックガン60』(サイト名:さくら堂)を取り上げた。1錠当たりシルデナフィル10 mgおよびタダラフィル59 mgを検出したという。これは、国内で承認されているタダラフィル含有医薬品の最大用量(20 mg)の約3倍に当たる。
(冒頭の写真:『黒砲(黒炮)ブラックガン60』/厚労省の発表資料より)