卵黄コリン配合の機能性表示食品 キユーピー、『コリンEX』新発売
キユーピー㈱(東京都渋谷区、高宮満社長)は20日、機能性表示食品のサプリメント『コリンEX』(届出番号:I1170)を新発売した。キユーピーグループのECサイト「キユーピーウエルネス」を中心に、一部ECモールで販売する。価格は180粒入り5,400円(税込)、42粒入り1,260円(同)。
同品は、同社が長年研究を続けてきた「卵黄コリン」を機能性関与成分として配合。「卵黄コリンは中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である言語記憶力(言葉を記憶し思い出す力)を維持することが報告されています」などと表示。
コリンは、リン脂質と呼ばれる脂質の一種。卵や大豆に多く含まれ、特に卵黄のリン脂質には、このコリンが「ホスファチジルコリン」のかたちで豊富に含まれている。同社は、1980年代に「卵に秘められた栄養機能を解明して、人々の健康づくりに役立てたい」という思いの下、「コリン」に注目した。当時欧米では、卵黄コリンをはじめとする「コリンと脳の関係性」についての研究が盛んに行われており、さらなる研究でコリンと脳の関連を明らかにし、高齢化社会に貢献したいという思いで長年研究を続け、成果を外部発表した。また、卵黄コリンを含む食品原料を94年から販売している。
同社では、今後も「世界の食と健康に貢献するグループ」を目指して、おいしさの提供だけでなく、健康維持に寄与する素材の研究を進めるとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)