卵白たんぱく質摂取で骨格筋重量が効率的に増加
セティ(株)(東京都千代田区、ギヨーム・カルー社長)は16日、新潟医療福祉大学・越中敬一准教授が実施したラットを使った動物実験により、卵白たんぱく質を摂取させることで、体重や骨格筋重量が効率的に増えることを確認したと発表した。
試験は、24匹のラットを「10%卵白たんぱく質食」「10%濃縮ホエイたんぱく質食」「10%分離ホエイたんぱく質食」の3群に分けて実施。体重と筋重量の推移を調べた。
その結果、「10%卵白たんぱく質食」群では、ホエイの2群と比べて体重がより増加する傾向がみられた。筋重量についても、ヒラメ筋、足底筋、長指伸筋ともに同様の結果となった。
今回の試験結果から、卵白たんぱく質の摂取はホエイたんぱく質と比べて、骨格筋重量をより効率的に増加させる可能性があるとしている。