公取、下請法違反でコモディイイダに勧告
公正取引委員会は18日、下請法で定める「下請代金の減額の禁止」に違反したとして、スーパーマーケットを運営する(株)コモディイイダ(東京都北区、岩崎吉春代表)に対し、勧告を行ったと発表した。
同社は、食料品の製造を下請事業者に委託。2017年1月~20年2月まで、正当な理由もなく、下請代金から「リベート」「POP代」「振込手数料」などを差し引き、下請代金の額を減らしていた。減額した代金は、下請事業者14社の合計で約1,635万円に上る。
公取は同社に対し、今後違反行為を行うことがないように、社内体制を整備することなどを勧告した。