全国公正取引協議会連合会、11月中旬から景品表示法務検定試験
(一社)全国公正取引協議会連合会(東京都港区)は11月中旬から、景品表示法務検定試験(景品表示法に関する知識の習熟度に関する試験)を実施する。受験申込みは9月中旬からを予定している。
同試験は、消費者庁の後援により実施される。景品表示管理担当者に求められる、景品表示法の実務に関する知識を身につけた人材を育成・増強することを目的としている。
事業者には、その合格者を自社の景品表示管理担当者に充てるほか、自社が景品表示法に違反することがないように社内の営業活動、宣伝広告活動などについて必要不可欠な監視をさせ、その旨を広くアピールすることにより、消費者の信頼を高め、適正な販売促進活動に役立たせようというもの。
同試験は、誰でも受験可能で、景品表示法に関する知識の習熟度について4者択一方式で50問について回答させ、80点以上を合格者とし、合格者には合格証を交付することとしている。合格証の有効期間は3年間とし、更新には研修を受講することを検討している。
<試験概要(予定)>
試験期間:11月中旬から2週間
試験会場:全国約200カ所
試験時間:90分
受験料:8,800円(税込)
試験方式:CBT(Computer Based Testing)方式
専用の試験会場に設置された専用のコンピュータを使って受験する方式。受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを使って解答する。
受験申込み:9月中旬
問い合わせ先:(一社)全国公正取引協議会連合会(TEL:03-3568-2020)