総務省はきょう8日、「家計消費状況調査」2023年10月分結果を公表した。インターネットを利用したショッピングの支出総額（22品目計）は、1世帯（2人以上世帯）当たり2万2,554円で、前月比0.7％増となった。ネットショッピング利用世帯割合は53.97％で前月と同水準だった。

　商品カテゴリー別では、「保健・医療」が合計1,086円（同1.5％減）、そのうち「健康食品」が802円（同3％減）、「化粧品」は860円（同0.2％増）だった。「食料」は合計で5,055円（同0.5％減）だった。

　世帯主年齢階級別では、「健康食品」は60代が1,087円（同3％増）で最も高く、次いで50代が904円（同4％減）、70代は721円（同2％減）だった。前月比で見ると、60代と80代（593円・同8％増）は上回ったが、30代（529円・同7％減）、40代（603円・同22％減）、50代は下回った。

　「化粧品は」30代が最も高く1,173円（同7％減）、次いで40代が1,148円（10％減）、50代が1,046円（7％減）だった。前月比で見ると60代～80代が、いずれも前月比2ケタ増となった。