総務省はこのほど、「家計消費状況調査」2024年5月分結果を公表した。インターネットを利用したショッピングの支出総額（22品目計）は、1世帯（2人以上世帯）当たり2万3,484円で前月と比較してわずか0.1％増となった。ネットショッピング利用世帯割合は54.68％だった。

　商品カテゴリー別では、「保健・医療」は合計1,029円で同0.3％減、「食料」は4,964円で同4.9％増だった。「健康食品」は777円でほぼ変わらず、「化粧品」は830円で同2％減となった。

　世帯主年齢階級別では、「健康食品」は30代が565円で13％と2ケタ増となったが、40代は688円、60代は974円で前月と比較して同水準、50代は809円で同6％減となった。80代は508円で同5％増、70代は779円で同1％増だった。

　「化粧品」は、30代が1,099円で11％増、70代が508円で5％増だったのに対して、80代は239円で25％減、40代が1,131円で同6％、60代が829円で同4％ぞれぞれ減少した。50代は1,125円で同水準だった。