健康食品産業協議会、サプリメント崩壊試験の自主基準設定を検討
市販のサプリメントが一定時間内に溶けないという(独)国民生活センターなどの指摘を受けて、(一社)健康食品産業協議会はこのほど、サプリメントの崩壊試験に関する自主基準の設定を目指す方針を公表した。
現在、サプリメント業界では各社が独自の考え方で崩壊試験に対応中。試験を実施している企業の多くが、日本薬局方に基づく調整方法・基準を活用しているという。
同協議会は、各社が独自に進めてきた崩壊試験の考え方をそろえ、段階的に対応する方針。現段階では一般的なサプリメント形状の食品を対象とし、腸溶性や耐酸性といった徐放性製剤などは除くと説明している。