（公財）日本健康・栄養食品協会（JHNFA）は17日、健康食品製造事業者を対象に、セミナー「GMPを実践していない健康食品製造所はHACCP制度化にどう対応するか」を都内で開催した。

　JHNFA健康食品部GMP担当の倉住敏明氏が講演し、一般衛生管理マニュアルとHACCPプランの作成の流れを解説した。

　一般衛生管理マニュアルの作成については、GMPとHACCPで必要とされる構造設備基準書・製造衛生管理基準書・製造管理基準書などを例に挙げて説明。また、HACCPプランについては、「健康食品事業者向けHACCP導入手引書」の5剤型のモデル例を基に作成手順を解説した。

　同氏は「いずれ健康食品GMPに対応するためにも、GMP管理規則や妥当性の確認手順書なども必要である」と述べた。

（写真：17日に開かれたセミナーの様子）