健康食品セミナーで健康度合い測定のプログラムを説明
NPO法人健康食品フォーラムは7月31日、健康食品セミナーを都内で開催した。(国研)理化学研究所科技ハブ産連本部健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラムプログラムディレクターの渡辺恭良氏が、「健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム」の内容を紹介した。
渡辺氏によると、同プログラムでは個人の健康寿命の延伸に向けて健康の指標を設定し、その度合いを測定。指標として質問(票)、自律神経機能、血管年齢、血管走行機能、血流量、皮膚機能、皮下機能、筋肉量、簡易認知機能、呼気、皮膚ガス成分分析などの項目がある。個人の健康度を測定した後に、ポジショニングマップを作成。個人がマップ上に配置された場所から、疾病リスクなどを予測していくと説明した。
18年度には1,000人を対象に健康指標242項目を計測し、ポジショニングマップを作成。今後は1万人を目標に69項目を測定する方針とし、データは個人が簡易に健康度合いを測定できるスマートフォンのアプリなどに活用する考えなどを述べた。
(写真:約60人が参加)