健康食品のチラシを持参する患者への対応~ケアネット
医療情報専門サイト「ケアネット」は16日、過去のおすすめ記事「名作選」を公表した。記事のタイトルは「チラシの情報を真に受けやすい患者さん」。
治療の結果に満足できない患者が健康食品のチラシを病院に持ってきたときの対応を分かりやすく説明している。
著者の坂根直樹氏(京都医療センター 臨床研究センター 予防医学研究室長)は、「そんなチラシは信じないようにしなさい!」などと頭ごなしに否定するなと言う。そうすると、患者は2度と医師にチラシの情報について相談しようとは思わなくなるとし、その対応の仕方についてアドバイスしている。
大切なのは、患者の「ヘルスリテラシー」だとし、健康情報を批判的に吟味し、自分のために正しく活用できるようになることが重要と説く。