1. HOME
  2. メディカル
  3. 仕事の座位時間が長いほど「がんリスク」高まる傾向

仕事の座位時間が長いほど「がんリスク」高まる傾向

(国研)国立がん研究センターの社会と健康研究センターは11日、仕事で座っている時間が長い人ほど、がんにかかるリスクが高くなる傾向が示されたという研究成果を発表した。

 研究は、2000年と03年に全国10地域に在住していた人で、がんや循環器疾患に罹患していなかった50~74歳の約3万3,000人の男女を対象に実施。13年まで追跡調査を実施し、職業性座位時間とがん罹患の関連を調べた。

 その結果、男性の場合、職業性座位時間が長いほど、がん全体の罹患リスクが高まる傾向が見られた。部位別では、膵がんのリスクが高いという関連性が示唆された。一方、女性の場合、職業性座位時間が長いほど、肺がんのリスクが高いという関連性が見られた。

 男性では、身体活動の低下によるインスリン抵抗性の促進や関連する膵がんのリスクが高くなった可能性が考えられるという。女性の肺がんについては、職場での受動喫煙の影響なども考えられると説明している。

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ