11月に入ってから初めての機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新が4日にあり、届出番号H504から同517まで計15件の新規届出が公開された。森永乳業㈱、雪印メグミルク㈱、ダイドードリンコ㈱などからの届出が含まれる。新しい機能性関与成分やヘルスクレームは見られなかった。

　15件の内訳は、サプリメント形状が7件、それ以外の加工食品が8件。生鮮食品はなかった。雪印メグミルクは、乳酸菌ヘルベ（L. helveticus SBT2171）を機能性関与成分としたヨーグルト製品について届出を追加。「花粉やハウスダストなどによる目や鼻の不快感を緩和する機能」が同乳酸菌に報告されている旨を引き続き表示する。

　この日公開された届出者の中に、「修善寺滝亭」という静岡県伊豆市の事業者がみられた。同社からの届出が公開されるのは今回が初。健康食品の販売を今年から始めたとみられる。ホヤ由来プラズマローゲンを機能性関与成分にしたサプリメントを届け出た。

（冒頭の画像：修善寺滝亭による届出商品の表示見本。消費者庁の届出情報公開DBから。一部切り抜き）

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