今年度の機能性表示食品「届出件数」、過去最高の18年度と並ぶ
消費者庁は5日、機能性表示食品の届出8件を公表した。届出件数は合計2,759件となった。今年度の届出件数は、過去最高を記録した2018年度の690件に並んだ。
(株)ダイセルは、コンニャク由来グルコシルセラミドを配合したサプリメント『ピュアセラミドLight』『――+』の2件が公表された。2件とも肌が乾燥しがちな人を対象としている。
(株)ホリ乳業の生菓子『国産大豆のまるごとヨーグルト ソイフローラ』は大豆イソフラボンを含み、販売対象は丈夫な骨を維持したい中高年女性。クレス薬品(株)の加工食品『奄美からの贈りもの 大自然で育った島野菜 サクナ青汁』は、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸を含み、食後に上がる血糖値を抑える機能が報告されている旨を表示する。
(株)福エ門の煎茶ティーバッグ『福の茶』はL-テアニンを含有し、夜間の良質な眠りをもたらすこと、一過性の作業による精神的なストレスを緩和することが報告されていると訴求。(株)東洋新薬の加工食品『大麦若葉の繊維青汁T』は大麦若葉由来食物繊維を含み、便秘気味の人を対象としている。
小林製薬(株)のクロセチンを配合したサプリメント『ナイトミン 眠る力 快眠サポートサプリ』は、加齢などによる睡眠の質の低下が気になる人がターゲット層。また、プリセプト(株)のGABAを配合したサプリメント『血圧良好』は、血圧が高めの人に向けて提案する。