消費者庁は1日、機能性表示食品の届出情報公開データベースを更新した。2023年度は届出のペースが前年度よりも早い様子。同庁はこの日、4月12日までに届出のあった15件の新規届を公開し、23年度の届出公開件数を累計75件とした。このペースで進むと、年間で2,000件近くの届出が積み上がることになる。

　この日公開されたのは、届出番号I61～I75までの15件（サプリメント11件、サプリメント以外の加工食品4件、生鮮食品ゼロ件）。

　サラシア由来サラシノールを配合したサプリメントを届け出た興和㈱（名古屋市中区）、21年度以来の届出公開となる日本盛㈱（兵庫県西宮市）などからの届出が含まれる。日本盛では、『シュワッと健康サプリ』を製品名とするサプリ2品を届け出た。

　㈱わかさ生活（京都市下京区）からの届出も公開された。同社の届出は21年1月以来、2年以上ぶりとなる。ビルベリー由来アントシアニンとルテインを機能性関与成分として配合した視機能領域のサプリメント『ブルーベリーアイ Wの効果』を新たに届け出た。

【石川太郎】

23年5月の届出DB更新を振り返る
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