乳酸菌を含む乳製品摂取で幼児の便秘発生率が低減
(株)ヤクルト本社(東京都港区)は9月30日、ヒト試験を実施し、乳酸菌を含む乳製品の摂取により、幼児の便秘の発生率が低減されたことを確認したと発表した。
研究はベトナム保健省国立栄養研究所と共同で、ベトナム在住の幼稚園児1,003人(3~5歳)を対象に実施。乳酸菌を含む乳製品を摂取する群と摂取しない群に分け、摂取群には12週間にわたって毎日摂取してもらった。
その結果、摂取期間と摂取終了4週間後で、非摂取群と比べて摂取群では、便秘の発生率が有意に低いことが確認されたとしている。