両親のハグで乳児がリラックス
東邦大学の研究グループは7日、両親が0歳児をハグ(腕で抱きしめる)すると、初対面の女性によるハグと比べて、乳児の心拍間隔の増加率が高くなることがわかったと発表した。
研究には、100組以上の親と乳児が参加。母親が「軽く縦抱きする」、「かわいいと思ってぎゅっとハグする」、「そのまま走れるくらい強く抱きしめる」の3タイプの抱き方をした場合について、乳児の心拍間隔の増加率を測定した。また、父親や育児経験がある初対面の女性によるハグの影響も調べた。
その結果、母親に「ハグ」されているときは、ほかの2つの抱き方よりも心拍間隔の増加率が高くなり、リラックス状態となることが判明。また、両親にハグされているときの方が、初対面の女性にハグされているときよりも、心拍間隔の増加率が高くなったとしている。