三生医薬、新規品開発プロセス発表会
健康食品受託製造の三生医薬(株)(静岡県富士市、石川泰彦社長)は16日、都内に新たに開設したサプリメント施策スタジオ「ADC(Application Development Center)」(東京都品川区)のメディア発表会を開催した。
ADCは、新商品開発に関する課題を解決し、より良い新商品をクライアントと一緒に開発する場を作りたいという思いから開設された開発ラボ。石川社長は、「これまで、クライアントが希望する仕様やイメージを営業員が持ち帰り、開発部に依頼して試作が行われてきた。ADCでは、当社の関係者全員でクライアントと向き合い、一緒に商品のイメージをその場で共有し、少量試作の製造工程や試作品の味見、評価・検討を重ねることができ、クライアントのイメージをいち早く新たな商品へと具現化できるようになる」と話した。
またADCでは、次のステップである量産試作で、静岡の工場・研究所と大型モニターを活用したリモートでのライブ中継や、専門家とのディスカッションなども行うことができる。
(冒頭の写真:同社の石川社長、文中の写真:ADCの内装)