一丸ファルコスが新物流センター建設 来年1月に本格稼働、従来比2倍の能力備える
化粧品・健康食品向け原材料メーカーの一丸ファルコス(岐阜県本巣市、安藤芳彦社長)が新たな物流センターを年内に竣工、来年から本格稼働させる。本社棟の南東側に建設しているもので、顧客サービス向上と業務効率化が狙い。自動倉庫のほか冷蔵・冷凍倉庫も完備し、従来比で2倍の能力を持つ物流センターになるという。同社が先ごろ発表した。
一丸ファルコスは新たな物流拠点「E1棟」を来月15日に竣工、来年1月から本格稼働させる予定。地上3階建て、高さ約17m、建築面積約1,883平方メートル(約569坪)、延床面積約4,132平方メートルの規模で建設を進めている。延床面積は、同社の既存物流センター比で2.6倍の広さになるという。
新物流センターの稼働により、各倉庫の収納率の改善、作業スペースの拡大、搬出入環境の改善などを図る。屋上に太陽光発電システムを導入することで年間約69トンのCO2削減を目指すなど、環境負荷低減にも努める。
(冒頭の画像:一丸ファルコスの新物流センター「E1棟」完成イメージ。同社ニュースリリースから)