一丸ファルコスがオンラインイベント 今月16日開催 内外美容や中国法規制などテーマに
一丸ファルコス㈱(岐阜県本巣市、安藤芳彦社長)がオンラインイベントを今月16日に開催する。外部から識者を招聘し、「インナービューティー市場のトレンドと今後の展望─内外美容のポテンシャル─」と題した特別講演を行うほか、同社社員が、中国市場における化粧品原料の新法規制などをテーマにした一般講演を行う。イベントの模様は、同社が毎週開催しているウェブセミナーとは異なり、オンライン特設サイトからライブ配信する。
「IPC原料セミナー2022」を今月16日金曜日、午後1時から4時まで開催する。特別講演では、市場調査会社㈱矢野経済研究所の浅井潤司氏(コンシューマー・マーケティングユニット ライフスタイル&ビューティーグループ部長主席研究員)を招聘し、インナービューティー(胃病食品)市場の概況やトレンドを始め、主要プレイヤーの動向や今後の展望などを伝えつつ、「内外美容」ビジネスのポテンシャルを考察する。
一丸ファルコスの社員が行う一般講演では、同社として初のオーラルケア専用の天然物由来原料「ミルテクト」の概要や新データなどを開発担当者が紹介するほか、「中国化粧品・原料新法規制」、「メンズビューティ(Men’s Beauty)市場」をテーマにした講演を行い、最新情報や独自のマーケティング情報などを伝える。
化粧品原料を巡る中国の新法規制に関する講演は、中国で21年施行された化粧品監督管理条例に基づく新たな管理規定にかかわるもの。同社によると、新管理規定の施行によって、「23年1月から中国で販売される全ての化粧品原料に安全性情報が必須」となる。これを受けて同社では、新管理規定に基づく原料登録を急ぎ進めており、6月下旬時点で登録原料が350を超えたという。講演では、同社製品の登録状況や検索方法などを、薬事を専門にしてきたベテラン社員が解説する。
参加には事前申込が必要(申込期間15日午後3時まで)。申込はこちらから。
(冒頭の画像:オンラインイベント特設サイトから)