ロート製薬、石垣市と包括連携協定 持続可能な地域づくりに貢献する
ロート製薬㈱(大阪市生野区、杉本雅史社長)はこのほど、沖縄県石垣市とグループ会社である農業生産法人㈲やえやまファーム(沖縄県石垣市、中川喜隆社長)の3者で、「持続可能な地域づくりの実現に向けた包括連携協定」を締結したと発表した。
同社は、これまでも健康の原点は「食」であると考え、健康食品やサプリメントの開発や販売をしてきたが、2013年にアグリファーム事業部を立ち上げ、石垣市においては㈲やえやまファームを通じて、畜産・農産から加工販売まで手掛け、環境に配慮した循環型農業、6次産業化に取り組んできた。また、石垣市のふるさと納税の返礼品として、生産した農産物やその加工品を提供したり、変わりやすい島の天気に左右されず子どもたちが運動できるように、石垣市へ卓球台を寄贈して石垣市長杯卓球大会を開催するなど、石垣市で暮らす人々や地域社会を健康にするため、さまざまな取り組みを行ってきた。
今回の協定締結により、同社では、石垣市の未来を担う子どもたちの食育や石垣市民の健康増進に関する課題などを解決すると同時に、石垣市が目指す「SDGs未来都市」の実現や地域総合戦略に基づく取り組み、持続可能な地域づくりに貢献するとしている。