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ロート製薬、コホート研究を推進 東北大学病院、イオン東北との新たな取り組みを開始

 ロート製薬㈱(大阪市生野区、杉本雅史社長)はこのほど、イオン富谷店(宮城県富谷市)に東北大学病院健診サテライト「まちかど健康ラボ」をオープンした。東北大学病院(宮城県仙台市、張替秀郎病院長)とイオン東北㈱(秋田市土崎港北、辻雅信社長)との、東北大学COI-NEXT「Vision to Connect」拠点(宮城県仙台市、中澤徹プロジェクトリーダー)の活動の一環。

 東北大学COI-NEXT「Vision to Connect」拠点はこれまで、東北地区の医療の中核を担う東北大学病院、ヘルスケアソリューションを提供するロート製薬㈱、地域生活を支えるイオン東北㈱と連携し、生活動線上で目と全身の健康を意識し行動変容を促す仕組みづくりを検討してきた。

 今回開設する「まちかど健康ラボ」では、イオン富谷店に来店する人が、目と全身の健康状態をセルフチェックできる施設で、同意を得た人には疾患の早期発見などを目的とした研究に協力してもらう。視力、実用視力、視野などの眼科検査に加えて、皮膚、睡眠、自律神経と血流などの検査といった、目と全身の健康状態を本格的・包括にチェックし、研究参加に同意した人のうち、希望者を対象に東北大学病院の医師が週1回、予約制で健康相談と生活習慣アドバイスを実施する。さらに、研究同意を得た人の測定結果を用いて、疾患の予測・予防研究のデータ基盤の構築と活用を目指す。

 非医療機器による測定結果と疾患リスクとの関連や受診の行動変容をエビデンスに基づいて明らかにすることで、日常生活動線の中で病気の早期発見や予防につながる医療機器やシステムや予測モデル、サービスなどの研究開発を促進する。眼科領域からスタートし、今後は他科へも展開していく予定。同取り組みを通じて、大学、自治体、企業の共創によるヘルスケア研究の促進、社会実装を目指し、地域住民がより健康な生活を送れるようサポートするとしている。

(冒頭の写真:「まちかど健康ラボ」イメージ/同社リリースより)

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